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2009年11月15日

国内の白内障患者の割合

日本眼科医会の発表によりますと、2007年現在の視覚障害者数は164万人だそうです。この視覚障害の定義ですが、左右の眼のうち、よい方の視力が0.5を下回る場合、視覚障害と定義しています。

この視覚障害の原因のうち、白内障の割合が7%ということですから、約11万5千人となります。ところが、生活状況などで眼科医の診療を受けられない患者もいることを考えますと、数値以上に白内障患者が存在することも容易に想像できます。

白内障患者に配慮した生活環境は、医療機関や行政機関で進められていますが、私たちにも予防の義務があります。最も手短にできることの一つに食生活改善があります。食生活は法的に違反行為などは定められていませんが、自らの健康管理に杜撰であった結果、さまざまな病気を引きおこし、医療に負担をかけることは間接的にとはいえ、犯罪に近いものがあります。

日本眼科医会は、このまま視覚障害に改善が見られないまま高齢化が進む平成30年に突入すると、視覚障害者数は202万人に達し、医療費に加え、家族の負担や低雇用率、QOL(生活の質)の低下などを金額に換算した視覚障害のコストは11兆円に膨らむと試算しています。

健康を気遣いながら規律ある生活をおくる健常者がいる一方で、不摂生のために健康を害し、医療費を無駄遣いする輩がいるということは、まさに「正直者がバカを見る」と言わなければならないでしょう。

格差があまりにひどいようだと、健常者には健康保険料を一部免除するなどの措置も必要かもしれません。
タグ:白内障
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2009年09月03日

悪徳商法で白内障に?

アトピー性皮膚炎の治療薬として最も知られているステロイド。その効能もアトピーになった人にしかわかりません。つけるだけで症状が和らぎ皮膚が蘇る反面、常用の仕方によっては、だんだん効き目が薄くなり、やめるとひどいリバウンドが起きます。

また、ステロイドは白内障発症の大きな要因になることも知られています。そういったステロイドの側面ゆえ、できればステロイド無しでアトピー治療に取り組みたいと願う人も多いです。

巷では、特にインターネット上でアトピー治療を謳った情報商材も多く見られます。ひどいのは、ステロイドを一切使っていないと銘打って、ステロイド含有化粧品を販売していた会社が摘発され、嘘の口コミの書き込みや購入を煽る書き込みをなりすましで行っていた会員までいたことが判明したことです。

嘘の情報を信用して、購入した製品を使っていたある男性は、実際にアトピー性白内障にかかってしまっています。アトピー自体にも原因があったでしょうが、ステロイドが原因であったことも否定はできません。いずれにしても、ステロイドを含まずにステロイドと同様の効能があると聞けば、患者としては飛びつかずにいられないでしょう。まさに悪徳商法ですね。

アトピーに油、特に酸化した油は禁物とされています。食生活においては少し神経質になってしまいますが、別にアトピーでなくとも酸化した油は、人間の健康全般にわたってよくないものですので、そういったものを摂取しないことが白内障の予防にもなると考えます。

実際、過剰な飲酒・喫煙、果物を摂らない、不規則な生活、これら一般的に健康によくないとされることが、白内障発症のリスクを高めることは既に明らかにされています。
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2009年08月08日

白内障の発症パターン

白内障の発症に、いくつかのパターンがあります。大きな分類として、加齢白内障・先天白内障・その他の白内障の3つがあります。

○加齢白内障
最も一般的な白内障ですが、以下に挙げる分類はあまり名前の聞かないものです。水晶体の濁り始める部位、発症による見え方の変化、進行のスピードもそれぞれ違ってきます。

1 皮質白内障
ほとんどの場合が、この皮質白内障です。水晶体の周りから濁りが生じてきます。そのため、いよいよ見えなくなるのはかなり進行してからです。早期に発見するには検査を受けるのがよいです。

2 核白内障
2番目に多いパターンです。水晶体の中心から濁りが生じてきます。核は、成分の都合上もともと周りよりも濁りやすい部位なのですが、老化以前では鮮度が高いために濁りを免れているだけに過ぎません。

3 後嚢下白内障
最も症例が少ないパターンです。水晶体の後部から濁りが生じてきます。後部といっても正面から見れば中心の位置になりますので、症状は割りと早期のうちに自覚できるものです。

○先天性白内障
遺伝による場合と妊婦が風疹に感染した場合に、出生時から白内障を発症。

○その他の白内障
糖尿病白内障・併発白内障・外傷性白内障があります。

白内障の発症は、眼科における検査の他に、通常の内科検診等で発見されることも多いとのことです。また、加齢白内障では、3つのパターンのどれかが1つだけの場合もありますが、2つ以上のパターンが同時に併発することも多いとのことです。老化に伴って発症するのは健康な方であってもごく当たり前のことです。
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2009年06月18日

白内障発症の予兆

多くの眼の疾病は、検査でもしない限りは自覚症状しか発見するすべはありません。視力が衰えた、遠くの物が見えにくい、近くの物が見えにくい、視界にもやがかかる、眼が乾くなどの症状を覚える頃にはかなり進行しているものと思われます。

しかし、突然良好になったという場合も疾病の予兆ではないかと用心する必要があります。例えば、ある日近くの物がよく見えるようになったとします。ここは老眼がよくなったとうれしい気持ちになるところですが、実は白内障発症のいくつかあるパターンのうちのひとつである恐れがあります。

白内障の発症初期に大きく皮質からの発症・核からの発症・後嚢下からの発症の3つのタイプがあり、このうち核からの発症の場合は一時的に近くがよく見えるようになることがあります。

人間の眼の最重要部位である水晶体はほぼ球体の形をしており、皮質とは球の外側、核とは中心、後嚢下とは背部を指します。水晶体の前部と背部との距離、つまり水晶体全体の厚みを調整することにより屈折率を変化させて遠くの物、近くの物へのピントを合わせるしくみです。

核から発症する核白内障の場合、核の濁りによって屈折率が一時的に近くの物を見るのに適した状態となり、老眼がよくなったと勘違いするものです。

人間の身体は生まれた瞬間から老いが始まっており、40〜50代からは突然何かが好転するなどということは起き得ないと理解し、自身の健康とは謙虚に向き合っていく心がけが必要です。
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2009年05月11日

糖尿病白内障

白内障の多くは老化に伴って発症するものですが、糖尿病と併発する場合もあり、これは若い年齢でも発症します。糖尿病を患うと眼にくると昔からよく言いますが、これは高血糖によって眼球のガラス水晶体の新陳代謝のリズムに変化が生じ、濁りが進行して視覚に異常をきたすからです。

糖尿病患者の白内障発症率は、健常者に比べて3倍以上あるとも言われます。年齢とともに発症率は上昇し、40〜50代になると20倍以上にもなります。また、糖尿病は眼球付近の神経細胞をも弱らせるために失明の危険性も高まります。

糖尿病を患うと、眼の周辺の様々な器官や働きに悪影響があるために、用心すべきは白内障だけとは限りません。また、治療や手術も通常の発症よりも大変シビアになります。

もともと糖尿病が原因でない白内障でも、糖尿病を併発することにより進行がアップします。食生活が大きく起因する糖尿病の予防のためにも食事のバランスは若いうちから気をつけなければなりません。

予防としては、定期検査・早期発見が有効です。自覚症状があるから受ける検査は定期検査ではありません。自覚症状の有無に関わらず、一定のサイクルで定期検査を受けるべきです。検査で兆候が見つかったなら、医師のアドバイスに従い生活習慣の管理を怠らないことです。どんなに気丈でも身体は年齢とともに確実に衰えていくものです。過信は禁物です。

眼底検査も早期発見につながる大切な検査です。かかりつけの眼科で同様に定期検査を受けるようにしましょう。
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2009年03月30日

白内障とアトピー治療

白内障にかかる原因の一つに、アトピー治療に使われるステロイドがあることは前述しましたが、そのステロイド使用の是非も使い方如何に関わっています。アトピー(atopy)は、「特定できない」の意味合いをもつギリシャ語が語源です。その名の通り、根治に至る治療法は確率されていませんが、進歩はしてきています。

白内障に至るアトピー治療とは、症状に見合った強度のステロイドを集中的に用いず中途半端なステロイド治療をだらだらと続け、アトピーの改善も見られることなく、長期にわたってステロイド漬けになってしまうような治療法です。言うまでもなく、治療の成果は主治医のコンセプトに大きく左右されます。

私も成人してからアトピー(症状は軽い)に悩まされ約20年経ちますが、この度新たな気持ちでアトピー治療を試みることになりました。

現在の主治医のコンセプトは、症状が重ければ強いステロイドを、症状が軽ければ弱いステロイドを集中的に短期間で用い、好転していくにしたがって弱めていく一方、毎日の食事からアトピーの原因となる成分を完全除去していくことです(まったく不可能なことではありませんでした)。

つまり、ステロイドを全く使わないのもNG、長期にわたって中途半端に計画性なく使うのもNGというわけです。

前者は、ステロイドからくる白内障発症の心配はありませんが、アトピーが深刻である患者さんにとっては、白内障発症のことまで考えてはいられません。むしろ辛さを和らげるためにステロイドを使ってあげることの方が重要です。

ベストは、白内障も発症せず、アトピーも改善できることです。実現のためには優れた主治医の存在も大切ですが、素人なりにも自分でいろいろ勉強することです。そうすればアトピービジネスに騙されることもないでしょう。
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2009年02月16日

白内障 目次

白内障手術のできる眼科をピックアップしています。まだまだ少ないですが、増えてきたら都道府県ごとにまとめたいと思います。
その5
その4
その3
その2
その1

年をとってからかかるケースがほとんど。でも、必ずしも年をとってからの話とは限らないようですよ…
若年性白内障

あなたの心を癒してくれる家族同然の可愛いペットの瞳、大丈夫ですか。
ペットの眼の管理は飼い主の仕事

病は気からといいますが、食べ物の影響も大きいですよ。もちろん白内障も…
一般に摂取し過ぎるとよくないものは眼にとっても同じ

視力の優れたアフリカ人は白内障にかからない?
医療発展に乏しい海外事情

手術前・手術後の注意点。
手術は受けたいが検査はないがしろにする傾向

眼はとてもデリケート。だから治療・手術は誰にでも任せられるものではありません。
眼科医選びの最低基準

日常生活に不便を感じ始めたときが白内障手術のタイミングです。
いずれ受けなければならないものは適度なタイミングで

あまり神経質になる必要もありませんが、できることなら予防したいものです。
心がけ次第でできる予防策

白内障手術の危険リスクはとても低い。
「失敗したら」はいらぬ心配

どのような病にも共通していますが、ライフスタイルとの関係も無視できないものです。
アクティヴなあなたも素敵ですが…

何事にも因果の法則があります。因なくして病の果はありません。
心当たりはありませんか?

白内障は最もポピュラーな病のひとつ。今さらながらおさらい。
知っておいて損はない
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2009年01月10日

白内障診断の前には他の病気がないか検査が必要

白内障に見られる、かすみ・ぼけ・まぶしいなどの症状は、白内障以外の眼の病気にも現れます。このような症状を自覚し、白内障発症を疑うことはいいとしても、最終的な判断は眼科医にゆだねるべきです。

眼科で診断を受けるときはありのままの症状を眼科医に伝えてください。眼科医は、白内障を発症しているのか、他の眼の病気を発症しているのか、あるいは両方を発症しているのかを検査してくれます。

検査には、視力検査・眼底検査・眼圧検査・問診等があります。問診では、自覚症状の様子・時期・現在服用している薬について・症状を感じる前と現在の視力の違い等が聞かれます。一通り検査を終え他の病気ではないことが確認でき次第、白内障検査となります。

白内障検査では、細隙灯顕微鏡という検査器具が使われます。水晶体の透明度を調べるための器具ですが、平面的にではなく3D的に見ることができるというすぐれものです。水晶体に濁りが生じていると即座に細隙灯顕微鏡に反映します。

白内障を発症すると、眼圧が上昇して緑内障を併発することがありますので、緑内障の検査も行われます。さまざまな病気の検査をしなければならないことは患者さんにとっては面倒な話ですが、ここはちょっと我慢しましょう。

必ずしも、水晶体の濁り=白内障ではありません。他の病気による濁りであるにも関わらず、早合点で白内障と診断してしまうとこれは誤診となります。

これらのことを心に留めておきながら診断を受けるとよいでしょう。滅多にないと思いますが、あまりに言葉足らずの眼科医の場合、こちらから質問しなければならないこともあるかもしれません。
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2008年08月31日

若年性白内障

白内障は老化に伴っての加齢性白内障が多いですが、最近は20代から40代の間に発症する例も増えてきました。加齢性白内障に多い灰白色にぼやける症状にの他に茶褐色にぼやける症状もあるということです。若年性白内障も放っておくと失明の危険性が高く、低年齢化も進んでいます。40代というとバリバリの働き盛りですが、体力のある人であればあるほど少しの眼の異常くらいでは「大丈夫」とタカをくくって、適切な診断を受けないことが多いのも白内障発症の要因です。

少しでも眼に異常(ぼやける、まぶしいなど)を感じたら、早めに診察を受ける、あるいは何もなくても定期的に検査を受けるなど、用心に越したことはありません。

仕事の鬼もそうですが、アウトドア派の方も要注意です。屋外で眼が太陽に晒されることが多いと白内障のリスクも高まりますし、サングラスもしないよりはましですが、紫外線を100%遮ることはできません(瞳孔調節が起こるため)。

白内障発症のリスクが高い他の具体例として、運転手(夜間の運転が多い場合は特に)、糖尿病の系がある方、網膜剥離を発症したことがある方、極端な近視や遠視のある方、喫煙量の多い方などです。

角膜内皮細胞が少ない場合などの、検査を受けなければわからないものもありますし、生活習慣としては、コレステロールを多く含む食品やアルコールの過剰摂取も白内障発症の要因です。

「何事も適度に」が白内障予防につながります。
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2008年08月21日

白内障(ペット)

白内障は動物にも発症します。私たちの最も身近なペットである犬も、原因はさまざまですが白内障にかかります。もともと犬の視力はそんなに優れてはいません。猟犬の中には優れた視力をもつ種類もいるようですが、多くの犬は飼い主を認識する際、視覚よりも聴覚、聴覚よりも嗅覚で認識しています。

犬の嗅覚は非常に優れていますが、視力については「よく見えていない」というのがほとんどの研究の結果です。

そんな犬の視力ですから、白内障やその他の眼の病気にかかってもそれほど不自由しないのではないかと考えがちですが、白内障にかかった犬は、日常生活に支障をきたすようです。ふらつき、障害物にぶつかる、などの事例が報告されています。

犬の白内障も多くは老化に伴って発症するものです。また、老化ではない白内障も発症する例があり、原因は人間の場合とさほど変わりません。糖尿病の合併症としての白内障も多く、飼い主の犬に関わる健康管理にも左右されると言えます。

よく飼われる犬の中で白内障にかかりやすいのは、マルチーズなどのテリア系、ハスキー犬、レトリバー系、柴犬などです。

やっかいなのは、人間のように自覚症状を訴えることができないことです。早期発見してあげるのは飼い主の役目になります。

進行した白内障だと、手術の必要があります。犬の場合、人間よりもはるかに手術によるダメージが大きいので、できれば手術しなくてはいけなくなる前に早期治療できるとよいです。
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2008年08月17日

白内障と食物

牛乳は成長期の子どもがカルシウムを充分に摂るために欠かせないもののひとつに挙げられていますが、人間の母乳が赤ちゃんを育てるために最適な成分であるように、牛乳もまた子牛を育てるために最適な成分で構成されているのです。この牛乳が果たして人間にとって最適でしょうか。必ずしも健康だけをもたらすとは限らないことが研究の成果として出ていますし、カルシウム源は牛乳だけではありません。

アトピー性皮膚炎も現代人が抱える深刻な疾患のひとつですが、根本原因は食生活にあると言われています。植物性油や魚以外の動物性たんぱく質がアトピーにかかりやすく、治癒を遅らせる原因です。

一般的には知られていませんがインターネットが普及した現代では、ちょっと調べればマーガリンも有害な食品であることがわかります。

白内障に関わってはどうでしょうか。整腸を始めとした健康増進に有益とされているヨーグルト。適量を摂取するには問題ないのでしょうが、過剰に摂取すると白内障発症のリスクが高まります。ヨーグルトを日常的に大量摂取していた若い方が、白内障を発症したという報告もあります。

一昔前には、新聞・テレビ・書籍等でしか情報を得る術がありませんでしたが、今では私たちが少しでも疑問に思ったことがあれば、インターネットからいくらでも情報を引き出せます。

白内障についても眼科医にかかる前に、多少のことは自分で調べてみましょう。優れた医者にかかるためにも。
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2008年08月16日

白内障の海外事情

白内障を長期間放置しておくと失明に至りますが、白内障治療が広く普及していないベトナムでは失明者の多くが白内障によるものだということです。白内障そのものについて知らない国民や、眼科検診すら受けたことがない国民も多いそうです。

アフリカと言えば、視力の極めて良好な人種の住む国として知られていますが、太陽の光が燦々と降り注ぐような地域で、強い紫外線による白内障発症の心配はないのでしょうか。

いえいえ、アフリカ人といえど「ヒト科」ですから、紫外線に対して特別免疫があるというわけでもありません。事実、アフリカにおいても白内障の発症率は他国並みですし、しかも貧困が原因で手術を受けることができない国民の割合も高いです。このことについては先進国ボランティアにより改善されつつあります。

ネパールにも白内障患者は多く、首都・カトマンズに白内障手術の名医がいらっしゃるとか。手術時間はわずか7分。日本の名医よりも短時間です。ネパールもアフリカ同様、日本を始めとした他国ボランティアにより、白内障治療の成果は上がっているようです。

中国も白内障治療・手術の技術は普及していますが、地域別ではチベットでの発症率が高い反面、治療・手術の普及率は低いです。ここでも中国ボランティアが、チベット地区での白内障治療に大活躍しています。チベットの白内障発症率が高い原因は、標高が高いため酸素濃度が薄く、紫外線の影響を直接的に受けやすいからです。
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2008年08月15日

白内障手術と術前・術後

白内障手術は、保険適用です!

どのような手術も事前に諸検査を行いますが、眼の分野でも慎重に行われます。角膜内皮細胞の減少の有無、白内障以外の疾患の有無、更に眼内レンズの大きさを決めるため、患者の眼の寸法などを検査します。検査から手術までの間は、滅菌のため処方された点眼薬を点眼します。

手術前に麻酔をかけます。点眼薬によるものと注射によるものがありますが、点眼による麻酔が一般的です。術後は麻酔が切れて多少の痛みを伴います。

手術は、超音波で濁った水晶体を砕き、吸引して除去します。除去されてできたスペースに人口の眼内レンズを挿入します。眼内レンズ挿入が困難なケースもありますが、その場合は術後にコンタクトレンズあるいは眼鏡で矯正します。手術は短くて10分、長くても30分程度で終了します。

白内障手術の技術も年々進歩し、今では3mm程度の切開で済みます。超音波で水晶体を砕く技術のおかげです。しかも保険適用ですので、お年寄りにとっても安心です。

術後は眼が充血します。他にも異物感・涙が出るなどのいくつかの症状がありますが、10日前後でなくなります。処方された点眼薬を必ず点眼し、眼をこすったりしないようにしましょう。

後発性白内障=術後、水晶体嚢(眼内レンズを挿入するために残さなければならない)が白濁して「かすみ」が再発することがありますが、短時間のレーザー照射でその日のうちに治療できます。眼科医にご相談ください。
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2008年08月14日

白内障治療の名医

どのような病気も、治療にあたっては優秀な医師にかかりたいものです。保険の効く医療では、どの医師にかかろうと費用は変わりませんが、保険適用外の医療については医師の技量と経験が費用に反映します。

私自身、過去にレーシックという視力矯正手術を受け、視力が両眼0.1から左0.7右1.2まで回復しました。手術費用もピンキリでしたが、最終的に腕の確かな執刀医の手術を受け、費用は58万円でした。

でも、安物買いの銭失いと言われるように、高額であることには高額であることの理由がきちんとあるのです。同じ医院でも、執刀医によって費用が違うのですよ。

しかし、白内障手術の場合は、保険の適用が効きますので、費用面ではうれしい反面、金額の高低による執刀医の腕のほどを推測しにくいものです。

インターネット環境をお持ちの方は、それぞれの地域での白内障治療眼科医の口コミを調べてみましょう。

お住まいの地域での名医を探すには、「白内障 名医 ○○県」のようなキーワードで検索しましょう(例えば、全国5都市において開業している錦糸眼科は、白内障をはじめ眼科治療の分野では先駆です)。

やたらと点眼や投薬だけを勧める医師は避けましょう。「手術は今すぐでなく、もう少し時期を遅らせた方がいい」と診断された場合は、その理由をしっかりと訊ねましょう(例えば、糖尿病網膜症を発症している場合や角膜内皮細胞が少ない場合は白内障手術を遅らせることがあります)。
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2008年08月13日

白内障治療の時期

白内障の進行の度合いは、若干視界不良を感じるがほとんど眼の濁りは感じられない→まぶしく見える→かすんで見える→二重に見える→黄色がかって見える→日常生活に支障をきたす→末期は傍目から見ても瞳が真っ白という具合です。

白内障の発症を自覚し次第、適切な治療の時期を計画的に受けさえすれば、進行はストップさせることができますが、放っておくと失明も同然の状態となってしまいます。

初期の段階であれば、点眼薬で進行を遅らせるなどの工夫で充分ですが、自覚症状がない程度の微細な濁りであっても、点眼薬では元の透明な水晶体には戻りません。次第に「かすんで見える」「黄色がかって見える」などの白内障独特の症状が現れ始めます。

白内障が比較的進行して生活に不便を感じたら、早めに手術を受けることをおすすめします。糖尿病の患者も白内障を発症することが多いですが、それとは別に糖尿病の検査として眼底検査という項目があり、白内障で水晶体が濁っていると正しい眼底検査が困難になりますので、事前に白内障手術をしておかなければなりません。

他の眼の疾患の手術が必要、かつ白内障手術も必要な場合には、一度に手術を受けたほうがよいです。人体と同じく、複数回の手術はとても負担になります。

手術後、「かすみ」が再発することがあります。これは手術時に超音波で砕かれた水晶体の残りが原因です。手術後の定期健診を怠らず、気になることは医師に相談しましょう。
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2008年08月12日

白内障予防

白内障を予防、進行を遅らせる成分と食品

ポリフェノール〜ブルーベリー・カシス

ルテイン〜ホウレンソウ・ブロッコリー・キャベツ
(ルテインは水晶体の構成成分でもあります)

ビタミンC〜レモン・ライム・オレンジ・グレープフルーツ・アセロラ・キウイフルーツ・トマト
(ビタミンCは最も白内障予防に効果を発揮します。1日200mg以上摂取することで発症の割合が約4割減少します。日本人の平均摂取量は1日約100mg。平均ですから更に摂取量の少ない方もいるわけで、摂取量減に伴い発症率は上がります。

ビタミンE〜ピーナッツ・アーモンド・サラダ油・マヨネーズ

βカロチン〜にんじん・オレンジ・コーン・かぼちゃ

※これらの成分は野菜・果物に比較的多く含まれるものです。肉中心の食生活は禁物です。植物の恵みに感謝。お酒の飲みすぎもいけません。

食品以外では…

紫外線〜紫外線は角膜と水晶体によく吸収されますので、陽射しの強い日は、つばの広い帽子を身につけるなどの工夫を。

過労〜体を酷使するような過度な労働から、網膜剥離を発症し後に白内障を発症します。

たばこ〜どのような疾病の原因にも挙げられるたばこ。ほめられたためしがありませんね。

ストレス〜ストレスが原因で網膜剥離や他の眼の疾患を発症し、後に白内障へ。本人が大丈夫のつもりでも、ストレスは知らず知らずのうちに溜っていきます。時には仕事を忘れ、好きなことに打ち込んでリフレッシュも大切です。
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2008年08月11日

白内障と手術

白内障は、水晶体(カメラのレンズの働きをする)が白く濁ることにより、視界にもやがかかったような感じになりますが、水晶体の濁りにより外からの光が網膜に届くことも妨げられますので、結果として視力に影響します。

○かすんで見える
○二重に見える
○まぶしく見える

などの要因により、物が見えにくくなります。

白内障 かすんで見える
白内障 二重に見える
白内障 まぶしく見える

白内障の手術も、水晶体の「濁り」部分を除去するだけの手術法から、「濁り」の除去の後、人口の透明な眼内レンズを埋め込む手術法に進歩し、手術後の眼鏡などによる視力の矯正の必要性もなくなりました。しかも、この眼内レンズは現在では保険の適用となっており、多くの患者がこの手術を受けられるようになっています。

一方、手術が失敗するのではないかと心配の方はおられませんか。特に、眼という器官は非常にデリケートな器官ですし、失敗すると最悪の場合失明ということにもなりかねません。例えば…

1 手術中に眼内から出血した場合、眼球の中身まで出てきてしまうということが起こり失明します。
2 手術中・手術後の滅菌が不充分で、菌により失明に近い状態になる。

これは実際になってしまうと洒落になりません。しかし、1の確率は100,000分の1、2の確率は5,000分の1程度と言われています。

どのような手術も100%はありえません。失敗の確率を下げるには執刀医の選択も非常に重要と言えます。手術費用が安いからという選択はあまりおすすめできません。
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2008年08月10日

白内障と日常生活

白内障になる原因は前述していますが、もう一度整理しておきましょう。

○遺伝
○老化
○他の眼の病気
○糖尿病
○アトピー性皮膚炎
○ステロイド治療
○抗精神薬
○尿酸下降薬
○眼の外傷
○活性酸素
○飲酒・喫煙
○ビタミン不足
○紫外線

他の眼の病気については例として網膜剥離がありますが、これは過労による疲労からも発症します。会社で有望なバリバリの社員、毎日残業当たり前、疲れを癒すよりも仕事絶対優先。このような方は、若いうちはみなぎる体力にまかせて無理をしがちです。疲労が原因で網膜剥離を発症=将来充分に白内障の要因となり得ます。

アトピー性皮膚炎といえばステロイド治療ですが、白内障に関わっては、二重に発症要因をつくることになっています。アトピーそのものとステロイド治療の両方が白内障の要因になります。

抗精神薬・尿酸下降薬に限らず化学物質の摂取自体が白内障の要因となりますので、注意が必要です。

喫煙も度を過ぎるといけません。1日20本程度でも赤信号です。

ビタミン不足・カロチン不足にも気をつけましょう。にんじん・かぼちゃを食べて、好き嫌いもなくすように子どものうちから習慣づけましょう。

強い陽射しに長時間晒されると紫外線による白内障の発症の割合が高くなります。年中通して屋外での仕事が多い方、アウトドアのお好きな方はつばの広い帽子等で眼を守る心がけもしてみてはどうでしょうか(サングラスは瞳孔が大きくなるのであまり効果はありません)。
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2008年08月09日

白内障になる原因

眼の疾病としてはかなりポピュラーな白内障。原因としてどのようなものがあるのか少し見てみましょう。

1 先天性白内障
胎児が母体にいる期間中に母親が風疹にかかると、生まれたきた子どもが先天的に白内障にかかっている恐れがあります。

2 加齢性白内障
人体が加齢とともに老化していくのと同様に水晶体が濁りを生じる、最も一般的な白内障。老化が原因なので疾病とは位置づけられないが、放っておくと緑内障を併発します。

3 併発性白内障
過去に網膜剥離などの眼球内部にかかわる疾病を発症し、手術の経験がある場合にそれらの疾病が原因となる白内障。

4 糖尿病性白内障
糖尿病が原因となる白内障。糖尿病の場合は、白内障以外の眼科疾病の発症の可能性も大きい。

5 アトピー性白内障
アトピー性皮膚炎が原因で発症し、若い人に多い。この場合も早期の手術が必要で、放っておくことは禁物です。

6 外傷性白内障
眼を突いたり強打するなど、眼の「ケガ」が原因となり後に発症します。

7 活性酸素による白内障
活性酸素も白内障の原因になります。悪い生活習慣によって活性酸素が発生しやすい身体になります。若いうちから意識することが大切です。

※活性酸素の発生原因
不規則な生活・ストレス・喫煙・飲酒・食品添加物・化学物質の摂取・大気汚染・紫外線・激しい運動

つまり、私たちの生活の身近にあるものばかりです。努力次第で避けられるものは避けた方が賢明でしょう。塵も積もれば山となります。
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2008年08月08日

白内障とは?

眼球にある水晶体(透明)が加齢とともに白色あるいは白黄色に濁り、視界にもやがかかったような感じに見えにくくなります。加齢とともに発症する一般的な白内障は、病気ではなく老化現象のひとつと考えられていますが、まれに先天性のものや糖尿病による白内障もあり、これらは疾病と位置づけられます。

健康体の人でも、老化に伴なって白内障になる割合は高くなります。老化に伴う白内障の発症は45歳以降に多いですが45歳以前に発症が見られた場合、次のことが該当していないかどうか探ってみましょう。

1 糖尿病
2 アトピー性皮膚炎(若年層に多い)
3 アトピー治療に伴うステロイドの使用
4 網膜剥離
5 風疹
6 放射線被曝(医療上のものを含む)
7 強い紫外線・赤外線を眼に受けた
8 眼への外傷
9 遺伝・先天性

一度濁った水晶体を元に戻すには手術しかありません。根本的解決は、眼科医の診察・手術を早期に受けることです。点眼による治療はあくまでも進行を遅らせるものでしかありません。

多少の個人差はありますが、70歳を超えるとほとんどの人がかかる白内障。現代では治療方法もかなり進歩しており、確かな眼科医に治療を受けることで概ね解決できる類のものです。しかし、長期間放置しておくと別の疾病を発症する恐れがありますので、白内障かな?と思ったら、眼科医に診察・治療を受けてください。どのような分野の疾病であれ、自覚症状がありながら放置しておくのは望ましくありません。
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