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2009年06月18日

白内障発症の予兆

多くの眼の疾病は、検査でもしない限りは自覚症状しか発見するすべはありません。視力が衰えた、遠くの物が見えにくい、近くの物が見えにくい、視界にもやがかかる、眼が乾くなどの症状を覚える頃にはかなり進行しているものと思われます。

しかし、突然良好になったという場合も疾病の予兆ではないかと用心する必要があります。例えば、ある日近くの物がよく見えるようになったとします。ここは老眼がよくなったとうれしい気持ちになるところですが、実は白内障発症のいくつかあるパターンのうちのひとつである恐れがあります。

白内障の発症初期に大きく皮質からの発症・核からの発症・後嚢下からの発症の3つのタイプがあり、このうち核からの発症の場合は一時的に近くがよく見えるようになることがあります。

人間の眼の最重要部位である水晶体はほぼ球体の形をしており、皮質とは球の外側、核とは中心、後嚢下とは背部を指します。水晶体の前部と背部との距離、つまり水晶体全体の厚みを調整することにより屈折率を変化させて遠くの物、近くの物へのピントを合わせるしくみです。

核から発症する核白内障の場合、核の濁りによって屈折率が一時的に近くの物を見るのに適した状態となり、老眼がよくなったと勘違いするものです。

人間の身体は生まれた瞬間から老いが始まっており、40〜50代からは突然何かが好転するなどということは起き得ないと理解し、自身の健康とは謙虚に向き合っていく心がけが必要です。
タグ:白内障
posted by yakamochi at 20:58| Comment(0) | 白内障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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